大学の都心回帰。

プロ講師による個別指導塾《エール学院》の小澤です。

中央大学が、法学部を八王子市から文京区に移転すると発表しました。

中央大学は、法律学校を起源とする大学で、現在でも法学部が看板となっています。
「法科の中央」という言葉もあるように、司法試験では圧倒的な合格者数を誇っています。

実は、大学の都心回帰は、少し前から始まっています。
東洋大学が埼玉から都心に文系学部を移転し、その後、明治大学や法政大学は、高層ビル型のキャンパスを都心に建設しました。
加えて、関西圏の大学も、都心回帰の動きが見られます。

郊外型の広大なキャンパスよりも、アクセスが良い都心のキャンパス。
大学が、受験生のニーズを取り入れて、都心回帰をしている印象があります。

実は、高校選びも、利便性が大きく影響します。
韮山高校や沼津東高校など、地域トップ校は別なのですが、2番手以下は、通学のしやすい高校に人気が集まる傾向があります。
中学受験についても、「通学しやすいから」との理由で、日大三島を選ぶ生徒もいます。

3年間・4年間通学するわけですから、やはり通学のしやすさは大切です。
ただ、不便そうに思えても、スクールバスを運行しており、実は通学が楽というケースも有ります。
色々と考えながら、学校を選びましょう。