当塾は、個別指導塾としては、高校生の比率がかなり高いのが特徴です。一般的な個別指導塾は、90%以上が小中学生ですが、当塾は半分ほどが高校生となっています。
高校生の授業は、大学受験対策、検定試験対策(英検・TOEFL等)、学校の教科書対策(定期テスト対策)に大きく分けることが出来ます。この中で、高校2年生の前半頃までは、ほとんどの生徒が教科書対策を希望します。
高校で使う教科書は、高校によって全く異なります。複数の学科・コースを持つ高校は、同じ高校でも、学科・コースにより教科書を使い分けています。これに対して、中学までは、教科書は地域ごとに決まっているため、例えば三島市内であれば、どの中学校でも同じ教科書を使っています。従って、近所の塾に行けば、だいたい教科書に沿った授業をしてくれるはずです。一方で、高校は、○○高校クラスのように、高校別のクラス編成をしていない限り、高校の授業に沿って授業をする塾は、個別指導に限られます。
高校入試は、中学校の教科書の範囲から、入試問題が作成されます。しかし、高校は、このあたりも事情が異なります。高校は、高校によって、授業のレベルが異なります。A高校では学習している内容を、B高校では扱っていないというケースもあります。大学は、全国全ての高校の授業を把握しているわけではありませんから、学校の授業や教科書では扱わない問題が、大学入試で出題されることは、それほど珍しくはありません。
高校生の教科書対策をするときは、生徒の志望校(志望校が決まっていない場合は、予想して)を考慮しつつ、授業を進める必要があります。在籍する高校の授業レベルに対し、志望校のレベルが上なのであれば、教科書レベルを超えた範囲にも触れながら、授業をすることもあります。また、AO入試や推薦入試の受験を検討している生徒には、それも考えた授業をすることになります。
個別指導は、このような柔軟な対応が、一つの魅力なのです。
プロ講師による個別指導塾《エール学院》
学院長 小澤典生
学院長 小澤典生