個別指導塾の講師に求められるものの一つに、「経験」があります。
何かを教えるとき、説明の方法は一つではありません。「暗記しろ」で済ませることも出来ますし、論理的に説明することも出来ます。どちらが良いとは、一概には言えません。生徒によって、《合う》《合わない》があり、個別指導の講師は、生徒ごとに説明方法を変えていかなければなりません。
生徒が100人いれば、100通りの説明方法を考えます。担当した生徒の数が多ければ、それだけ説明方法のバリエーションが増えます。説明方法のバリエーションを増やしながら、より分かりやすい説明を、日々模索していくわけです。だからこそ、個別指導の講師には、「経験」が重要になります。
とは言え、どんな講師にも、新人時代があります。こういうときは、先輩講師を生徒役にした模擬授業をしながら、経験を積むことになります。生徒役が、今までの経験から、生徒がしそうな質問を投げかけたり、生徒がしそうな間違いをしたりして、説明方法のバリエーションを増やせるようにします。これは、1回、2回の研修で終えるものではなく、全くの未経験なら理想的には数ヶ月は欲しいところです。
本当に講師にこだわる塾は、最低でも1ヶ月間は、新人講師を生徒の前には出しません。塾選びの時は、研修の方法や期間を聞いてみると、講師の質が想像できます。また、生徒役になれる経験豊富な講師も、教室内に在籍しているのか、確かめてみましょう。
プロ講師による個別指導塾《エール学院》
学院長 小澤典生
学院長 小澤典生