東大、一橋大など有名大学が「秋入学」を検討していると報道されました。
早ければ5年後から全面移行と言う事なので、今の中学2年生か1年生が大学受験をする頃には、第一回目の秋入学が行われると言う事になります。
早ければ5年後から全面移行と言う事なので、今の中学2年生か1年生が大学受験をする頃には、第一回目の秋入学が行われると言う事になります。
全大学が秋入学に移行しない限り、大学入試の日程は変わらないと思われます。
私大併願の兼ね合いがありますし、なによりセンター試験の日程をずらすことが出来ません。
つまり、合格発表は従来通り3月に行われ、入学が9月か10月頃と言う事になります。
私大併願の兼ね合いがありますし、なによりセンター試験の日程をずらすことが出来ません。
つまり、合格発表は従来通り3月に行われ、入学が9月か10月頃と言う事になります。
高校卒業後、大学入学までの半年にわたる期間を「ギャップターム」と呼び、この間でボランティアや留学などを取り入れるそうです。
問題点がいくつか有ります。
【1】就職、進学の問題
【2】家計の問題
【3】学力の問題
これが、主な問題点でしょうか。
【1】就職、進学の問題
【2】家計の問題
【3】学力の問題
これが、主な問題点でしょうか。
まず、秋入学をすると、それから4年間の在学が必要ですので、卒業も7月~8月頃となります。
その後、就職や大学院進学を考えることになりますが、企業や大学院が秋入社、秋入学を認めてくれないと、卒業後の数ヶ月間は更なる「ギャップターム」が生まれることになります。
また、卒業時期が延びることによって、従来は4月から得られる給料が、9月頃まで得られないと言う事になります。
これにより100万円程度(月給20万円で計算)の機会費用が発生しますし、4月~9月までの子供の生活費は保護者負担となります。
この生活費も、就職さえしていれば負担する必要が無かった物ですから、家計負担の増大と言えるでしょう。
そして最後に、ギャップがあることによる学力の低減。
現行の推薦入試でも同様の問題が発生していますが、高校卒業後から大学入学までは学問に全く触れない生徒も出てくると思われます。
当然、勉強していなければ学力は衰えていきますから、どの様に学力維持をするのかと言う問題があります。
その後、就職や大学院進学を考えることになりますが、企業や大学院が秋入社、秋入学を認めてくれないと、卒業後の数ヶ月間は更なる「ギャップターム」が生まれることになります。
また、卒業時期が延びることによって、従来は4月から得られる給料が、9月頃まで得られないと言う事になります。
これにより100万円程度(月給20万円で計算)の機会費用が発生しますし、4月~9月までの子供の生活費は保護者負担となります。
この生活費も、就職さえしていれば負担する必要が無かった物ですから、家計負担の増大と言えるでしょう。
そして最後に、ギャップがあることによる学力の低減。
現行の推薦入試でも同様の問題が発生していますが、高校卒業後から大学入学までは学問に全く触れない生徒も出てくると思われます。
当然、勉強していなければ学力は衰えていきますから、どの様に学力維持をするのかと言う問題があります。
大学側は、欧米諸国と暦を同じにすることで、日本から海外への留学生、海外から日本への留学生が増えると言うメリットを強調しています。
しかしながら、現状だとデメリットの方が大きい気がします。
今後の話し合いで、このデメリットをどの様にメリットに転換していくのか、注目したいところです。
しかしながら、現状だとデメリットの方が大きい気がします。
今後の話し合いで、このデメリットをどの様にメリットに転換していくのか、注目したいところです。
上でも書きましたが、今の中学1年生、2年生が大学受験をするときの問題です。
そう遠くない未来のことですので、皆さんも、是非、注意してニュースを聞いて下さい。
そう遠くない未来のことですので、皆さんも、是非、注意してニュースを聞いて下さい。
エール学院でも、引き続き、注視していきたいと思います。