いつもなら「そろそろ夏休み」と言っているのですが、今年は、コロナの影響で、もう少し学校が続きますね。とは言っても、高校受験の日程は発表されています。夏休み(・・・というより7月、8月)の重要性は、例年と変わりません。
静岡県内の公立中学校では、9月に学調が行われます。中学3年生は、定期テストが終わったら、学調に向けて勉強することになります。学調は、主に、中学1年生・2年生の学習内容が、範囲となります。学調の意味は、内申対策というよりも、勉強のキッカケになるということにあります。静岡県の高校入試は、内申重視のため、普段は定期テストの対策がメインになります。定期テストは、「今、学習している内容」が中心に出題されるため、どうしても、復習をするキッカケにはなりません。当たり前ですが、中学3年生で学習する内容よりも、1年生・2年生で学習する内容の方が量が多いため、高校入試本番でも、1年生・2年生の学習範囲は非常に重要になります。9月以降は、定期テスト対策がメインになるため、7月・8月に1年生・2年生の内容をどれだけ復習できるかが、カギになります。
ということで、学校があっても無くても、夏の大切さは変わりません。計画を立てて、勉強しましょう。
小澤典生
エール学院の学院長です。函南町で生まれ、地元の中学校、私立高校に在籍しました。高校卒業後、関西外国語大学に進学しますが、2年後に退学。英語を話せるようになりたい!と思い、渡米を決意しました。私は、帰国子女でもありませんし、特別な英語教育を受けたわけでもありません。予想どおり(?)、言葉の壁に苦しみながら、4年後には州立アイダホ大学を卒業。帰国後、かねてからの夢だった、塾講師の仕事に就きました。現在では、学院長業務に加え、不登校生支援、高校のキャリア教育支援なども行っています。